「商売繁盛で笹持ってこい!」
この威勢の良い掛け声を聞かないと、関西の新年は始まりませんよね。
全国に約3,500社あるえびす神社の総本社、「西宮神社(西宮えびす)」。
毎年1月10日の早朝に境内を全力疾走して一番福を決める「福男選び」が全国ニュースになりますが、私たち一般参拝客にとっての楽しみは、何と言っても「屋台グルメ」と「金運アップ」です!
「2026年はもっと稼ぎたい!」
「美味しいものを食べ歩きしたい!」
そんな欲望を叶えるために西宮神社へ行こうとしているあなた。ちょっと待ってください。
実は、西宮神社には「正月三が日(初詣)」と「十日えびす(1月9日〜11日)」という2つの巨大なピークがあり、どっちに行くかで屋台の数も混雑度も全く違うことをご存知でしょうか?
ここを間違えると、「あれ?屋台がまだ本気出してない?」「欲しかった福笹が売ってない!」なんてことになりかねません。
この記事では、毎年えべっさんに通い詰めている地元民の私が、2026年の屋台事情から、絶対にハマってはいけない「国道43号線の渋滞地獄」回避術まで、西宮えびすを120%楽しむための攻略法を徹底解説します。
さあ、福を授かりに行きましょう!
西宮神社(西宮えびす)初詣2026!屋台グルメ完全ガイド
まず、皆さんが一番楽しみにしている「屋台」についてです。
西宮神社の屋台の数は、関西でもトップクラス。参道だけでなく、駅からの道中や周辺道路まで屋台が埋め尽くす光景は圧巻です。
ただし、「いつ行くか」でその規模が少し変わります。
ピークは9日から?参道を埋め尽くす屋台の出店数と営業時間
西宮神社の屋台は、「正月三が日」も出店していますが、本当のピーク(フル稼働)は「十日えびす(1月9日〜11日)」です。
もちろん、元旦から屋台は出ています。
しかし、道路を通行止めにして大規模に展開される「屋台フェスティバル状態」になるのは、商売人の神様の本番である9日からなんです。
【屋台の出店スケジュール(予想)】
| 日程 | 営業時間目安 | 出店規模 | 特徴 |
| 1月1日〜3日 | 10:00 〜 21:00頃 | 多め | 境内・参道中心。十分楽しめますが、 一部道路規制エリアはまだ。 |
| 1月4日〜8日 | 10:00 〜 18:00頃 | 少なめ | 撤収する店や、営業時間を短縮する店が 多い「中休み」期間。 |
| 1月9日〜11日 | 10:00 〜 24:00頃 | MAX(600店以上) | 完全体。 駅前から神社まで屋台の迷路ができます。 深夜まで営業。 |
「屋台を極めたいなら9日以降、ゆっくり楽しみたいなら三が日」
これが鉄則です。
メニューは、定番の焼きそばや唐揚げはもちろん、兵庫県らしい「明石焼き」や、えべっさん名物の「縁起物(熊手やザル)」を売る店も並びます。
名物「招福大まぐろ」へのさい銭貼り付けは今年も争奪戦?
西宮神社の拝殿にドーン!と奉納されている巨大なマグロ、「招福大まぐろ」をご存知ですか?
「お金が身につく(=お金がくっつく)」ようにと、マグロの魚体に硬貨を貼り付けるのが名物行事になっています。
しかし、2026年の初詣に行こうとしている方に知っておいてほしい変化があります。
コロナ禍以降、衛生面への配慮から「マグロにアクリルカバーがかけられている」ケースが増えています。
以前のように、直接マグロの肌に小銭をペタペタ貼り付けることができず、「アクリルの隙間から滑り込ませる」あるいは「手前に投げ入れる」形式になる可能性があります。
「せっかく100円玉を握りしめて行ったのに、ツルツル滑って貼り付かない!」
となっても、ご利益は変わりませんので安心してください(笑)。
そして、このマグロを拝むだけでも長蛇の列ができます。
元旦や十日えびすのピーク時には、マグロの前に行くだけで30分〜1時間待ちは当たり前。
「遠くから写真を撮るだけでいいや」という方は、列に並ばず脇から眺めるのが賢い選択です。
国道43号線は大渋滞!駐車場と交通規制マップ
次にアクセス情報です。
西宮神社は、関西の大動脈である「国道43号線」*いにありますが、正月・十日えびす期間中の車でのアクセスは自殺行為です。
【閉鎖】神社駐車場は利用不可!周辺コインパーキングの空き状況
まず、西宮神社の境内駐車場は利用できません。
普段は停められる場所も、この期間は屋台や参拝客の歩行スペースになるため、完全に閉鎖されます。
では、周辺のコインパーキングはどうかというと、「壊滅状態」です。
- 国道43号線: 神社へ入ろうとする車、駐車場難民の車で、左車線が全く動かなくなります。
- 周辺の「タイムズ」等: 「正月特別料金」で上限なしの高額設定になっている上、常に満車です。
- 商業施設「エビスタ西宮」: ここも買い物客と参拝客でパンクします。出庫するだけで1時間かかることも。
「ちょっと近くまで車で行って……」という考えは捨ててください。
渋滞に巻き込まれてイライラしている間に、電車組はすでにお参りを済ませて屋台を楽しんでいます。
周辺駐車場
阪神電車「西宮駅」からのアクセスと南口・えびす口の混雑差
正解は、阪神電車「西宮駅」一択です。
神社までは徒歩約5分。駅を降りた瞬間からお祭りムードなので、歩くのも苦になりません。
ここで、地元民ならではの「改札の選び方」を伝授します。
- 「えびす口」改札(南側)
- 神社に一番近いですが、激混みです。駅を出てすぐの商店街から人が詰まっています。
- 「市役所口」改札(東側)
- 少し離れますが(といっても徒歩数分の差)、比較的空いています。
- 混雑を避けてスムーズに地上に出たいなら、こちらから出て、少し遠回りして神社へ向かうのが裏技です。
JR「さくら夙川駅」や阪急「夙川駅」からも歩けますが(徒歩15〜20分)、少し距離があります。
やはり最強なのは阪神電車です。「車は家に置いてくる」。これが西宮攻略の第一歩です。
十日えびす(1/9-11)と初詣、どっちが混む?
「初詣(1/1〜1/3)」と「十日えびす(1/9〜1/11)」。
どちらも混みますが、「客層」と「熱気」が全く違います。
実は正月の方が空いている?参拝者数と狙い目の時間帯
意外に思われるかもしれませんが、参拝者数だけで見ると、正月三が日の方が(十日えびすに比べれば)まだマシです。
- 正月三が日(初詣)
- 客層: 家族連れ、カップル、近所の人。
- 雰囲気: 「あけましておめでとう」の穏やかなムード。
- 混雑: 昼間は混むが、動けないほどではない。
- 十日えびす(1/9〜1/11)
- 客層: 商売人、企業経営者、スーツのおじさまたち。
- 雰囲気: 「金持ってくるで!」という商魂たくましい熱気。
- 混雑: 殺人的です。 入場規制がかかり、参拝まで数時間コースになることも。
「屋台を楽しみたい、家族でのんびり行きたい」なら、間違いなく正月三が日がおすすめです。
特に元旦の早朝や、2日・3日の夕方以降なら、比較的スムーズにマグロまで辿り着けます。
逆に、「本気で商売繁盛を祈願したい」「あのカオスな熱気を浴びたい」という方は、覚悟を決めて9日〜11日の十日えびすへ挑んでください。
商売繁盛のお守り「福笹」は元旦から買えるのか
えべっさんといえば、飾り物がたくさんついた「福笹(ふくざさ)」ですよね。
「商売繁盛で笹持ってこい♪」のあれです。
これ、元旦に行っても買えるのでしょうか?
結論から言うと、「福笹の授与は、基本的に1月9日(宵えびす)からです」。
(※年によっては授与所の混雑緩和で日程が変わることもありますが、原則は十日えびすの縁起物です)
正月三が日に行っても、福笹は売っていない(または本格的な飾り付けのものはまだない)可能性が高いです。
その代わり、正月期間中は「初詣のお守り」や「破魔矢(はまや)」、「鯛みくじ」などがメインになります。
- 正月(1/1〜3): 破魔矢、お守り、鯛みくじ
- 十日えびす(1/9〜11): 福笹、熊手、吉兆(飾り物)
「福笹が絶対に欲しい!」という方は、正月ではなく9日以降に行く必要があります。
ここを勘違いして元旦に行くと、「笹がない!」とショックを受けることになるので注意してくださいね。
おすすめのカウントダウンイベント
こちらのイベントも是非チェックしてみてください!
まとめ:2026年は西宮えびすで福を掴もう!
いかがでしたか?
- 屋台をフルで楽しむなら1/9〜11、まったりなら三が日
- 巨大マグロは「見るだけ」にするのが時短のコツ
- 車はNG!阪神電車でアクセスすべし
- 「福笹」が欲しいなら1/9以降に行くこと
西宮神社の初詣は、ただのお参りではありません。
関西人のパワーと、商売繁盛への執念(笑)が渦巻く、年に一度のパワースポットです。
美味しい屋台グルメでお腹を満たして、大きなマグロに願いを込めて。
2026年があなたにとって「えべっさん顔(笑顔)」の一年になりますように!
それでは、良いお年を!
