「東京タワーの真下で、ロマンチックな年越しをしたい!」
そんなカップルやご家族にとって、増上寺(ぞうじょうじ)はまさに憧れのカウントダウン・スポットですよね。
ライトアップされた東京タワーと、厳かなお寺のコラボレーション。これぞ「TOKYOの年越し」という絵になる風景です。
しかし、増上寺のカウントダウンについては、ネット上に古い情報と新しい情報が入り混じっており、多くの人が勘違いをしたまま現地に行ってしまいます。
特に多いのが、「みんなで風船を飛ばすイベントがあるんでしょ?」という誤解です。
先に結論をお伝えしますが、あの感動的な「風船飛ばし」は、現在行われていません。
これを知らずに行くと、「あれ?風船配ってないね?」とウロウロしているうちに年が明けてしまった……なんて悲しいことになりかねません。
でも、ガッカリしないでください。風船がなくても、増上寺の年越しには「東京タワーの消灯」という、この場所でしか味わえない魔法のような瞬間があります。
この記事では、毎年このエリアの動向をチェックしている私が、増上寺カウントダウン2026の「リアルな開催内容」や、「除夜の鐘」をつくための整理券事情、そして凍えるような寒さを乗り切るためのデート攻略法を徹底解説します。
2026年の瞬間を笑顔で迎えるために、正しい情報をインプットしておきましょう!
増上寺カウントダウン2026!風船飛ばし(バルーン)はある?
まず最初に、一番の検索意図である「イベント内容」についてハッキリさせておきましょう。
かつて、増上寺のカウントダウンといえば、願いを書いたエコ風船を一斉に空へ飛ばす「カウントダウン・バルーン(環境ラッカス)」が有名でした。
テレビやSNSで見たあの光景に憧れている方も多いはずです。
【注意】名物「風船飛ばし」は終了?現在のイベント開催状況
残念ながら、2026年の年越しも「風船飛ばし」は行われない可能性が極めて高い(ほぼ100%ない)です。
実はこのイベント、環境への配慮や混雑による安全管理の問題から、2012年頃を最後に終了しています。
それ以降、一度も復活していません。
ですので、「整理券をもらって風船を飛ばそう!」という計画は立てないでください。
現在は、派手な参加型イベントではなく、「除夜の鐘」の音を聞きながら、静かに、しかし厳かに新年を迎えるスタイルになっています。
「なんだ、何もないのか……」と思うのは早計です。
私たちには、すぐ背後にそびえ立つ「東京タワー」があります。
東京タワーのライトアップが変化する「0:00」の瞬間
増上寺のカウントダウンの真のクライマックスは、この東京タワーの演出にあります。
例年、大晦日の夜は以下のようなスケジュールでライトアップが変化します。
| 時間 | 東京タワーの状態(予想) | 状況 |
| 〜23:00頃 | 通常ライトアップ | いつものオレンジ色の輝き |
| 23:30頃〜 | 消灯(ブラックダウン) | 一度真っ暗になります(これが合図!) |
| 00:00 | 「2026」点灯! | 新しい西暦の数字が表示されます |
この「消灯してから、0時ジャストに『2026』の文字が光る瞬間」こそが、一番の見どころです。
境内にいる何千人もの人が、スマホを片手に東京タワーを見上げ、真っ暗な中でカウントダウンを叫びます。そして「ハッピーニューイヤー!」の声と共にタワーが輝き出す……。
風船がなくても、この一体感と高揚感は鳥肌ものです。カップルで見るなら、間違いなく最高の瞬間になりますよ。
参拝までの行列はどれくらい?大晦日のリアルな混雑
次に、気になる混雑状況です。
「お寺だし、そこまで混まないでしょ?」と油断していると痛い目を見ます。
増上寺は都心からのアクセスが抜群なため、初詣客の数は半端ではありません。
一般参拝に整理券は必要?「除夜の鐘」チケットとの違い
よく「整理券はどこで貰えますか?」という質問がありますが、これには2つの意味があります。
- 一般参拝(お参りするだけ)
- 整理券は不要です。誰でも並べば入れます。
- 除夜の鐘をつく(鐘撞き)
- これには「チケット(整理券)」が必須です。
- しかも、当日配布ではありません。
除夜の鐘をつけるのは、煩悩の数と同じ「108組」限定。
このチケット(冥加料 2,000円程度)は、例年12月1日に増上寺の寺務所で配布されますが、早朝から並ぶ人で即完売します。
大晦日の夜に「鐘をつきたいんですけど」と行っても、100%不可能です。鐘の音は「聞くもの」だと割り切りましょう。
増上寺境内に入るための待機列と所要時間
では、チケットなしの一般参拝はどれくらい並ぶのでしょうか。
- 23:00頃〜まだ余裕があります。境内に入って、東京タワーが見える位置を確保するならこの時間帯がおすすめ。
- 23:45〜00:15(カウントダウン前後)最も混雑します。 三解脱門(大きな門)の周辺は人で埋め尽くされ、身動きが取れなくなります。警察による入場規制がかかり、門の外(道路側)で待機させられることもあります。
- 00:30〜カウントダウンが終わると、今度は「初詣の列」が本堂まで長く伸びます。お賽銭箱にたどり着くまでに30分〜1時間ほどかかる覚悟が必要です。
「年越しの瞬間を境内で迎えたい」なら、遅くとも22:30〜23:00には現地に到着しておくのが安全策です。ギリギリに行くと、門の外の道路で年を越すことになります。
初詣後の帰宅手段と周辺の深夜スポット
無事に新年を迎え、お参りを済ませた後。「さあ帰ろう」と思った時に困るのが足です。
JR・地下鉄の終夜運転状況とタクシー確保のコツ
コロナ禍以降、鉄道各社の「大晦日の終夜運転」は縮小傾向にあります。
- 都営地下鉄(三田線・大江戸線)
- 終夜運転を実施する場合が多いですが、本数は少ないです(30分〜1時間に1本など)。
- JR山手線
- こちらも実施の可能性が高いですが、最新情報を必ずチェックしてください。
もし「タクシーで帰ろう」と思っているなら、増上寺の前(日比谷通り)で拾うのは諦めてください。
交通規制や人混みで、タクシーは近づけませんし、空車も捕まりません。
【タクシー確保の裏技】
少し頑張って歩いて、「浜松町駅のタクシー乗り場」や、「第一京浜(大通り)」まで出ると、捕まる確率がグッと上がります。アプリ配車も、お寺の目の前を指定すると来てくれないので、少し離れた場所を指定するのがコツです。
混雑を避けて二人で過ごすための周辺ディナー
「まだ帰りたくない!」というカップルも多いでしょう。
しかし、大晦日の夜、増上寺周辺(芝大門エリア)の飲食店は、意外と閉まっています。 オフィス街なので、個人店はお休みが多いのです。
もしディナーを予定しているなら、「汐留(カレッタ汐留など)」や「六本木」まで移動した方が、営業しているお店の選択肢は増えます。
増上寺周辺で探すなら、チェーン店(ジョナサン、デニーズなど)や、ホテルのレストランを事前に予約しておくのが鉄則です。
予約なしでも入れる?浜松町・芝公園の深夜休憩スポット
「予約はしてないけど、寒すぎてどこかに入りたい……」
そんな緊急事態に使えるスポットをいくつかピックアップしました。
プリンスホテル周辺のバーやファミレスの空席状況
増上寺のすぐ隣にある「ザ・プリンス パークタワー東京」。
ここのラウンジやバーは、カウントダウン帰りの大人たちで賑わいますが、タイミングが良ければ入れることもあります。
また、ホテル内のロビーは暖かく、トイレも綺麗なので、待ち合わせや休憩(迷惑にならない範囲で)には最適です。
ファミレスに関しては、「ジョナサン 芝公園店」などが近くにありますが、ここは激戦区です。深夜でも入店待ちの行列ができていることが多いので、過度な期待は禁物です。
意外な穴場!コンビニのイートインとホットスナック
現実的な選択肢として頼りになるのが、周辺のコンビニです。
増上寺周辺にはローソンやファミリーマートが点在しています。
もちろんイートインスペースは埋まっている可能性が高いですが、店内で温かいコーヒーや肉まんを買って、カイロ代わりにするだけでも生存率は上がります。
特に「御成門駅」寄りのコンビニは、浜松町側よりも人が少ない傾向にあるので、そちらへ逃げるのも手です。
初詣デートの注意点!寒さとトイレ対策
最後に、楽しいデートを台無しにしないための、最も重要なアドバイスです。
芝公園のトイレ場所と行列の長さ
増上寺の境内にもトイレはありますが、数は少なく、大行列になります。
おすすめは、お寺の隣にある「芝公園」の公衆トイレです。
- 増上寺のすぐ横の公衆トイレ
- ここも混みますが、境内よりはマシです。
- プリンスホテル側の公園トイレ
- 少し歩きますが、比較的空いています。
いずれにせよ、カウントダウンの30分前(23:30頃)からはトイレに行けなくなると思ってください。駅に着いた時点で済ませておくのが、賢い大人のマナーです。
スカートはNG?防寒重視の服装コーディネート
「デートだからおしゃれしたい!」という気持ちはわかりますが、ミニスカートや薄手のコートは自殺行為です。
増上寺は広場になっているため、ビル風が吹き抜けます。 さらに地面は砂利や石畳なので、底冷えが半端ではありません。
【推奨コーディネート】
- 女性:
- ロングスカート + 厚手タイツ(これなら可愛さと防寒を両立できます)
- ムートンブーツ(ヒールは砂利道で埋まるのでNG!)
- 大判ストール(膝掛けにもなるので必須)
- 男性:
- ダウンジャケット
- 手袋(彼女の手が冷たくなった時に貸してあげるとポイントアップ!)
「寒いね」と身を寄せ合うのはロマンチックですが、「寒すぎて無理、帰りたい」となってしまっては元も子もありません。
「カイロ」は、背中と足の裏に貼って、さらにポケットに握る用も入れておきましょう。これさえあれば、笑顔で2026年を迎えられます。
おすすめのカウントダウンイベント
こちらのイベントも是非チェックしてみてください!
まとめ:2026年は東京タワーの下で愛を誓おう
いかがでしたか?
- 風船飛ばしはないけれど、東京タワーの点灯瞬間が最高
- 除夜の鐘は聞くだけ。一般参拝は並べばOK
- 終夜運転は要確認。タクシーは少し離れて拾う
- 防寒対策はガチで!おしゃれよりも温かさ優先
増上寺のカウントダウンは、派手なイベントがない分、東京の夜景と日本の伝統を同時に味わえる、とても上品で素敵な空間です。
しっかり準備をして、大切な人と手を繋ぎながら、「2026」の文字が灯る瞬間を見上げてください。
きっと、素晴らしい一年のスタートになりますよ。
それでは、良いお年を!
